高齢者施設へ入所する場合の財産管理
和歌山の皆様、こちらのページでは高齢者の方が施設に入居された後の財産管理の現状について、詳しくお伝えしていきます。
実際に高齢者の方で施設に入居後のご自身の財産管理はどうしたら良いのか、不安に思われている方も多いでしょう。
こちらのページをお読みになって、施設入居に対するご不安事が少しでもなくなりましたら幸いです。
高齢者施設の現状
はじめに高齢者施設の現状からお伝えいたします。
超高齢化社会に伴い、高齢者向けの施設は増えておりますが、立地や環境が良いところが全てとは限りません。しかし、トラブルを防止するために現金を手元におくことを禁止している施設も多いため、施設の周辺状況が悪く、近くにATMがない場合ですと気軽にお小遣いを引き出すことも難しい場合も考えられます。身近に頼れる身内がいる場合はお願いすることが出来ますので、そこまで問題に感じる必要はないでしょう。
しかし、身元保証人を検討されている方の多くは身寄りがいない方や、遠方に家族がいて簡単に頼ることができない方ですので、施設入居において大きな問題として立ちはだかってしまうでしょう。和歌山の皆様の中にもこのような問題を抱えている人も多いかと思います。
そのような状況に対応できる方法となるのが「財産管理事務委任契約」を結ぶことです。
財産管理事務委任契約とは？
- 「財産管理事務委任契約」
ご自身の財産管理や、その他生活上で必要な事務の全てまたは一部を、代理権を与える人を選んで具体的な管理内容を決めて委任するための契約のことをいいます。
この契約は当事者間の合意のみで成立するもので、契約内容や権限範囲を比較的自由に設定できるものです。
以下のような希望も叶えることが可能です。
- 「定期的に現状報告をしてほしい」
- 「財産のうち一部分だけを管理をしてほしい」
身元保証人が行う利点
成年後見人（財産管理が職務）と大きく異なる点をお伝えしますと、委任契約を本人の判断能力に問題がないされるときから始めることができる、ということです。ご契約者様がお元気なうちであっても、入居施設によって外出に制限がある方や、お身体の状態によって財産をご自身で管理することが厳しい方も、日常で発生する支払いや預金の引き出しなどの細かな事務的なことも受任者にお願いすることができます。
「財産管理事務委任契約」は、ご自身の大切な財産を託す重要な契約です。和歌山の皆様、専門家による初回無料相談を実施しておりますので、まずはお悩み事をご相談ください。和歌山の地域事情に詳しい専門家が話をお伺いしたうえで、ご相談者様に合わせてサポートいたします。
和歌山及び、和歌山近郊にお住いの皆様のお問い合わせを、心よりお待ちしております。
